Windowsにリモートデスクトップがあるように、LinuxMintやUbuntuにはRemminaというアプリがあります。
LinuxMintやUbuntuからWindowsや他のOSに接続したい場合はこれを使うことになります。
今回はこのRemminaを使ってLinuxMintからRaspberryPiにアクセスする方法を紹介していきます。
前提条件
- OS:LinuxMint 18.02 Cinnamon(※)
- ネット環境がある
- 接続先OS:Raspbian
※確認はLinuxMintで行いましたが、Ubuntuでも同じやり方になると思います。
Remminaインストール
Remminaはデフォルトでは入っていないのでインストールします。
まずはソフトウェアアップデート。
sudo apt-get update sudo apt-get -y upgrade
以下のコマンドでRemminaをインストールします。
sudo apt-get install remmina sudo apt-get install remmina-plugin-rdp # RDP接続するのでこのプラグインもインストール sudo apt-get install remmina-plugin-vnc # VNC接続する場合はこっちをインストールする
Remminaでリモート接続
インストールが完了したらRemminaを起動します。
メニューから起動できますが、以下のコマンドでも起動できます。
remmina
起動時の画面はこんな感じ。

「新規」ボタンをクリックして接続設定を行います。

それぞれの環境に合わせて設定していきますが、
最低限必要な設定は以下の通りです。
- 名前:設定の名前
- プロトコル:今回はRDPを指定
- サーバー:接続先のIPアドレス
- ユーザ名:接続先のログインユーザ名
- パスワード:接続先のログインパスワード
- 色数:デフォルトでは8bppが指定されていますが、何も見えないため一番大きい32bppを指定
※これらの設定はあとから変更可能です。
設定が完了したら「接続」ボタンをクリックします。
設定に問題がなければ、以下のように接続先の画面が表示されます。

切断する場合はツールバーのコンセントのマークのボタンをクリックすれば切断できます。
また、一度接続した情報は保存され、以下のように一覧に表示されます。2回目以降の接続はラクになります。

以上、LinuxMintからRaspberryPiへのリモート接続方法の紹介でした。
参考サイト
Remmina で Linux Mint 14 から Windows 7 にリモート接続 – コーヒータイム
LinuxからWindowsにリモートデスクトップでアクセスできるRemminaが便利
Remmina: “Protocol plugin RDP is not installed”, even after purge and install
いいね!
いいね!ボタンがないのでコメントしてみました。
RemminaでWindowsのリモートデスクトップに接続できました。
やったね!
記事をどうもありがとうございます。