私は仕事でシステムの仕様書を書くときは主にWord、他の資料はWordだったりExcelだったりを使っているのですが、個人的にはあまり使いたくありません。
なぜなら、SVNやGitでバージョン管理ができないからです。(WordやExcelはバイナリファイルのため)
できないというのは語弊がありますが、少なくとも誰がいつどこをどんな風に修正したかはバージョン管理システム上ではわかりません。
仕様書をバージョン管理システムで管理するにはテキストベースで記述するしかありません。
ここで、Markdown記法というものを使うと仕様書をテキストベースで書くことができます。
そんなMarkdown記法ですが、普通のテキストエディタで記述できますが、Atomを使うとすごく便利です。
というわけで、AtomでMarkdownを記述するときに、入れておいた方が良い便利なパッケージを紹介していきたいと思います。
Contents
はじめに
まずはじめにAtomをインストールしておく必要があります。
Atomのインストールについては下記の記事を参考にしてみてください(ただしUbuntuやLinuxMint用です)
また、本記事はマークダウンについての記事ではなく、Atomパッケージを紹介する記事です。
パッケージ紹介
markdown-preview
デフォルトで入ってるはず。
マークダウンのプレビューを見ることができます。
「Ctrl + Shift + m」でプレビューウィンドウを表示します。
markdown-preview-opener
マークダウンファイル(〜.md)を開いた時、上記マークダウンプレビューを同時に開いてくれます。
「Ctrl + Shift + m」を押す必要がなくなります。
markdown-writer
マークダウンの入力支援をしてくれます。
VisualStudioの補完機能みたいな感じ。
箇条書きの「*」を手入力せずに、改行するだけで次の行にも「*」を入れてくれます。
markdown-scroll-sync
編集画面とプレビュー画面を同時にスクロールすることができます。
編集画面でスクロールするとプレビュー画面も同時にスクロールされます。
tool-bar、tool-bar-markdown-writer
tool-barをインストールしてから、tool-bar-markdown-writerをインストールします。
これは文字通りツールバーを表示してくれます。
私みたいなマークダウン初心者にとっては心強い味方です。

tidy-markdown
マークダウンファイルの表やリストを整形します。
例えば、テーブルの中身を書いて保存すると、自動で整形してくれます。
わざわざスペースを入力する必要がなくなります。
保存前↓

保存後↓

参考サイト
ATOMエディタでMarkdownを編集する時に役立つプラグイン
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